掃除道は
「そうじを通した環境整備力の向上」
「続ける力の向上」
の2つの側面から成り立っています。
良い場、良い流れをつくり、個人と組織の能力を最大限発揮できる環境づくりをすることに取り組みます。
掃除の持つ「心くばり」「おもてなし」を学び、実践し続けることで、より良い「今」「未来」をつくっていきます。
また、掃除道は「苦行」ではありません。誰もが愉しく取り組める「易行」です。そしてさらに突き詰めていくと、自分も他人も笑顔になっていく「遊行」です。
掃除の世界では、まるで四字熟語のように「整理整頓」「清掃清潔」と言いますが、それぞれの作業には違う意味があり、違った技術、ノウハウがあります。
「整理」とは必要かそうでないかを取捨選択し、不要なモノを処分することです。
「整頓」とは必要なモノを必要な個数だけ、すぐに使える状態に配置することです。
「清掃」は埃を取り、良い空気環境に整えることです。
「清潔」は汚れを落とし、ピカピカに磨き上げることです。
整理を実践すればするほど、不要なモノがなくなり心も組織も軽くなり、集中力も高まります。
整頓が進めば進むほど、0.1秒の時間を短縮できるようになり生産性もあがります。
清掃、清潔が進むと、仕事の質が高まります。不良品やクレームの発生率が下がります。
掃除道は単に身の回りの環境をキレイにするだけではなく、自分の心も磨き上げ続けるのです。
自分が輝き、
家庭が輝き、
職場が輝き、
地域が輝き、
国が輝く
これが掃除道なのです。
掃除道について体系的に修得できるように講座を行っています。
詳しくは、日本そうじ協会のホームページをご覧ください。